「ティール組織」を改めて読んだらフリーランスに大事なことが書いてあった

 

 

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最近、本を読む時間を作ろうと必死な♠Jです。数年前に流行ったティール組織を読んだものの、当時はあまり理解できていなかったのですが久しぶりに読み直したら前よりは理解できた気がしています。今回は、ティール組織とはなんぞやということと、「達成型組織」と「ティール組織」の対比に関して書いていこうと思います。

 

 

  1. ティール組織とは

ティール組織とは、一言で言うと「社長や上司がマイクロマネジメントをしなくても、組織の目的実現に向けて進むことが出来ている、独自の工夫に溢れた組織」のことです。

 

著者は本の中で、ティール組織のエッセンスを3つ挙げています。

 

・進化する組織の目的

・セルフマネジメント(が機能している構造や仕組みを有している組織)

・ホールネス(個人としての全体性の発揮)

 

上記のエッセンスを詳しく説明と、組織が社長や株主のものではなく、一つの生命体であり、メンバーは生命体である「組織の目的(進化する組織の目的)」を実現し続けるために、共鳴しながら関わっていると捉えているのがティール組織の特徴となります。

 

つまり、社長や管理職からの指示命令系統は必要なく、組織の進化する目的を実現するために、メンバー全員が信頼し合い、独自のルールや仕組みを工夫しながら、目的実現のために、セルフマネジメントをしながら組織運営を行う形になってきます。

 

そして、セルフマネジメントをしっかりと機能させるためにも「メンバー全員の能力が存分に発揮されていることや、個人的な不安やメンバーとの関係性の上での気になること等に組織として寄り添うこと」が重要だとされています。

 

 

また、ティール組織に至るまでには5つの過程があるとされています。具体的には下記の図になります。

 

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この過程まで詳しく書いているととても長くなってしまうので、今回は省略しますが、とても大事な内容になっています。

大切なのは、突発的にティール組織が生まれるのではなく、レッド組織から段階を踏んでティール組織へと進化していくということです。今、自分たちがどこにいるのかを認識をした上で、1ステップずつ進化をしていくことが重要になってきます。

 

  1. 「達成型組織」と「ティール組織」の対比

本書では、多くの企業が採用しているマネジメント・組織のあり方を「達成型組織」として定義していて、その「達成型組織」と「ティール組織」の対比もしています。

 

複数の対比が出てくるものの、多くの企業で起きていることであり、私が身近に感じた点は「達成型組織」の特徴である、組織図に基づいた肩書と階級制度に関する話です。

多くの企業で課長・部長・事業部長などの役職があることが当たり前で、これによって管理などもうまく行き、経営もうまくいっているとなっていると認識しているのではないでしょうか。

 

ここに対して、本書では2つの副作用があると指摘しています。

 

1つ目は、何をするべきなのかを多くの人を説得・納得をさせる必要が出てきてしまうという、管理するための疲弊が生まれるということです。

部下に新しい仕事・役割をしてもらう際、上司は部下を納得させたり、説得する必要があります。役割が固定されていると上司も部下も必要な仕事や役割にフィットさせるという労力が出てきてしまい、疲弊してしまうということになります。

 

 

2つ目は、ピラミッド型の組織では下位は上位を恐れ、自分をよく見せようとするという点です。

上司が偉くて部下は力が劣っているという構図が前提となり、多くの企業で起きてると思います。これが起き始めることで、部下は上司に対して、自分をよりよく見せたいというエゴが生まれてしまい、組織で個人としての生存競争に立たされ、【恐れ】によって疲弊してしまうと指摘しています。

 

このような「達成型組織」で当たり前に起こっていることが、「ティール組織」に進化すると助言をベースとして物事が進んでいくようになるとされています。

 

社員同士は現在の自分の役割や、上司から与えられたものに従属的に取り組むことをやめ、多くの人と交流しつつ、より最適な事柄やより最適な人を見つけ、より関わるべき人とのつながりや関係性を築くようになります。

 

そのため、「達成型組織」で発生していたような、管理上の疲弊や、上長から受ける暗黙のルールによる【恐れ】による疲弊がなくなるとされています。 

 

  1. 今後の働き方に大切な考え方を学べる本

 

私自身が気になった部分を紹介してきましたが、私にとっても、多くの方にとっても今後の働き方に重要な考え方が詰まっているなと感じています。多くの企業で行われている当たり前の多くが当たり前ではいけないということにも改めて気づけます。

 

特に自主経営の話である助言ベースで仕事を進めていくことが重要だと思います。会社員でも必要だと思いますが、複業やフリーランスで働いていく上で大切になってきます。会社に頼らずに働くことになると、上司がいなくなるため、自分で何が必要なのか考えたり、考えを実現するためには助言をどれだけ集められるかが大切だと感じているからです。

企業のマネジメント層から人気の高い本ですが、現在フリーランスとして働いている人、これからフリーランスになろうと感じている人は今後の働き方について考えるきっかけになるはずなので、読んでみてはいかがでしょうか。