言い訳をしてしまう言い訳を考えた

怒られたときや都合が悪くなったときって、ついつい言い訳してしまいますよね。言われた方はイラッとしますが、なぜか気をつけていてもなぜか口にしてしまう言い訳。しかし、言い訳って本当に100%悪いことなのでしょうか。これから言い訳を口にしてしまう言い訳をします。


【言い訳が思いつくのは視野が広い証拠】
言い訳の主な用途は「自分のせいにならないようにする」ことだと思います。しかし、そのためには、関係者を常に把握していなければなりません。そうしないと自分に目を向けられてしまいますから。
誰かのせいにするために、結果として誰かのことをよく見ようとする。これを考えると、言い訳をする人は視野が広い人だと考えられませんか。

例えば飲みすぎて寝坊してしまったとき。前日だけで考えてみても、飲み会を企画した友人、美味しいお酒を提供する居酒屋、深夜まで営業しているカラオケ。当日であれば、安眠できる素晴らしいベッドと生み出したメーカー、酔っていても起きられないアラームを作った開発者、そもそも朝から出社しない理由を作った上司など。誰かのせいにしようと思えば、いくらでも出てきます。そして、これが思いつく理由をビジネス風に言うと、ステークホルダー(自分の身の回りにいる利害関係者)を把握できているからに他なりません。
ちょっとだけ言い訳できる人って凄い人に見えてきませんか。

【アドリブに強い証拠】
言い訳を言わざるを得ない場面って、基本的には切羽詰まっている場面が多いと思います。そこでは「すぐにそれっぽいことを言わないといけない」ので、瞬発力と思考力が必要になります。苦し紛れに話し始めてしまった言葉をつなぎ、なおかつそこに綻びがあってはいけないのです。相当なプレッシャーに耐えられる能力もきっとあるはずです。

瞬発力と思考力、そしてプレッシャーへの耐久力。どれをとっても優秀な人材に必要な能力です。言い訳をする人は、日々それを実践しているのですから、他の人よりもアドリブに強いのは明らかですね。


【まとめ】
それっぽい言い訳の言い訳を考えてみました。もはや、言い訳ではなく屁理屈かもしれません。しかし、大して考えもせずに「言い訳は悪だ」と決めつけるのは、おかしいのではないでしょうか。言い訳によって磨かれるスキルは見逃すべきではありません。

ただ、個人的には言い訳する人は嫌いですけどね。